「あなたに金持ちになってほしい」を読んだ。
2013/03/15
| あなたに金持ちになってほしい | |
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ドナルド・ トランプ ロバート・キヨサキ 筑摩書房 2008-01-23 売り上げランキング : 22067 Amazonで詳しく見る      |
アメリカのリアリティー番組に出演したことでも知られる不動産王のドナルド・トランプと、「金持ち父さん～」の著者のロバート・キヨサキが、共著として出した本。
この二人の著者に共通することは、人に教えたいという気持ちがあるところだ。
この本が、売れたとしても、著者にとっては、たいした儲けにはならない。
他のビジネスに時間を割いたほうが、時間当たりになおせば、たくさん儲かるからだ。
しかしなのになぜこんな本を書くのかというと、タイトルにあるように「あなたにお金持ちになったほしい」からだ。
成功した人は、たいていなぜ成功したのか、どうやって成功したのかを隠したがる。
でも彼らは、そうではない。
自分のやり方を教えて、「みんなにもお金持ちになって欲しい」と単純に思っているのだ。
◆読んだメモ
- 中流階級が消えていく。格差が広がる。
- ファイナンシャルIQが低いことのつけだ。
- アメリカの隠された債務
- 社会保証10兆ドル メディケア62兆ドル アメリカは、返済は不可能。
- ハイパーインフレーションを起こせば何とかなるが、給料の額が決まっている人は全滅してしまう。
- エネルギーの価格が上がれば、国は貧しくなる。
- エネルギーの価格が下がれば、国は豊かになる。
- インドは注目すべき国。
- アメリカは、借金の問題を先送りにした。
- 根本的な解決がなされていない。
- もらって当然という考え方が蔓延している。
- 貯蓄家と投資家の違い
- モーゼは投資し、キリストは、貯蓄する。
- 自分の頭脳は、レバレッジ。
- 学習の逆三角形
- 聞いたり読んだりしたものよりも、実際にやってみたことの方が、断然憶えている。学習効果が違う。
- コントロールが大事。
- 今の学校教育は左脳が他の人間に向いている。
- 右脳人間には、向いていない。
- 天才的なひらめきは、右脳で生まれる。
- 想像力があなたを金持ちにするのだ。
- 「でっかく考えろ。拡大を考えろ。」ドナルドトランプ
- 金持ちになるのは、予測可能である。
- 人は環境に左右される。
- 母から何を学んだか？
- 父から何を学んだか？
- ビジネススクール vs 軍隊の学校
- 軍隊の学校では、「チーム、リーダーシップ、使命」を学ぶ。
- ビジネススクールでは、「製品、法律、システム、コミュニケーション、キャッシュフロー」を学ぶ
- 両方あってはじめて、BIトライアングルが完成する。
- 金持ち父さんは、モノポリーを何度もやらせた。
- ビジネスでのゴルフの重要性
- ゴルフでは人の性格が出る。信頼できるヒトかが分かる。
- 会議室よりもオープンで、リラックスした環境で商談ができる。
- 学校が与え続けた訓練は就職先を見つけるためのものだった。
- 学校は間違えた人を罰するところ⇒間違えることを怖がるよう人間を作り出す。
- 大学に通っている人は、会計学と商法の基礎を学べき。
- 最大の鍵は幸福。お金だけでは幸福にならない。
- 健康と富と幸福に恵まれた生活を送るための鍵は、愛情。
- 愛情は簡単なものではない。
- 金持ちになりたくてもなれない人の理由一覧
- 怠慢
- 悪い習慣
- 教育の不足
- 経験の不足
- 指導の不足
- 心構えの不足
- 友人や家族からの悪い影響
- 集中力の不足
- 決意の不足
- 勇気の不足
- ネットワークビジネスについて
◆読んだ感想
この本にかかれてある大部分のことは、今まで読んできた金持ち父さんシリーズと内容がかぶっていることは事実。読んだことのある人は、復習になる。
既にお金持ちであるロバートキヨサキ（ミリオネア）とさらに桁の違う大金持ちのドナルド・トランプ（ビリオネア）の出会というのが面白い。ドナルド・トランプがどういう人なのかが分かる。
| トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ (ちくま文庫) | |
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